一時的な(そしてさほど重要ではない)欲求に流されないようにしたい。
- 二度寝したい
- 夜中だけど何か食べたい
- コンビニでついでに何か買いたい
こういうやつ。
- ラーメンにご飯をつけたい
これは違う。僕の場合ラーメンにご飯をつけるのはとても重要なことだ。
二度寝は本当に望んでいることではない。本当は、早起きしてあれこれとやりたい。
夜中になにか食べるのもそう。本当はもうすこし痩せたい。
冷静に考えれば本当に望んでいるわけでもないのに、一時的な欲求にふらふらと流されないようにしたい。
高校生のとき、ふとしたきっかけで、しばらく自分の気持ちがわからなくなったことがある。
- 眠たい => 本当に眠たいと感じているのだろうか?
- おなかすいた => 本当に空腹なのだろうか?
- 学校いきたくない => 本当に学校に行きたくないのだろうか?
始終こんな感じ。
今思い返すとかなり病的なのだけど、この時期はだいたいすべての欲求に対してNOを言うことができたので、生産性は非常に高かった(ここでいう生産性は、理想の自分に向かう速度のことを指している)。
結局だんだん立ち上がり方や歩き方まで分からなくなってきて怖くなり、そういう考え方をすることを努めてやめた。
やめ方もわからなくて怖かったけど「自分の短期的な欲求に素直にふるまうこと」を意識したら何週間かでもとに戻った。
高校生のときのこの体験で、今でも欲求にNOを言うことを頭のどこかでひどく恐れている気がする。
ただ冷静に考えれば、当時ちょっと極端すぎただけで、一時的な気持ちに「本当にそれは大事なことか?」と問いかけて反応することはとても重要だと思う。夜間のつまみ食いや二度寝に限らず、怒ったり悲しんだりに関してもそうだ。
この記事を書いたことを一つの区切りにして、一時的な欲求に流されないように、考え方のクセを少し見直したい。