nautilus notes

最近は主にObsidianのこと

髪を切ってもらうのが怖い

子供の頃からずっと、人に髪を切ってもらうのが怖いです。
この前散髪に行ったときに「なんでこんなに怖いんだろう」てのを考えたので、メモとして残します。

怖い理由

首とか目とかは人間の急所だと思っていて、その周りで(あまり良く知らない人が)鋭利な刃物を動かすのにどうしても慣れることができない、というのが一番の理由です。

もちろん美容師さんというのはプロで、それ以前に良識ある一人の人間なわけなので、こんなことを考えて怯えるのは本当に失礼な話です。
それは十分に理解しているのですが、それでも「可能性」が怖いという感じです。

同様に怖いものとして以下があります。

  • 遊園地のアトラクション(なにか不具合があれば取り返しがつかない)
  • 圧力鍋(爆発するかもしれない)
  • 人気の少ない道ですれ違う人(刃物で突き刺されるかもしれない)

意外に平気なのは歯医者で、なんというか「ドリル小さいし、まあ平気だろ」みたいな考えが無意識にあるようです。怖いことには怖いのですが人並み程度に収まっています。
こうやって列挙してみるとわかりますが、自分なりに「可能性の高さ」「起きる事象の重大さ」みたいなものを勘案して怖がっているようです。

実害があるかどうか

実は成長につれて少しずつマシにはなっていて、「身体がビクッとなる」とかはなくなったのであまり実害はありません(幼いころは本当に苦手で、迷惑なことに美容師のお兄さんの手を噛んだこともあったようです・・・)。

ちなみにマシになったのは、以下二点が理由だと思います。

  • 「これまでは大丈夫だった」という実績が自分の中にできてきた
  • 取り返しのつかない自体は生きていればザラにあることがわかった

強いて言えば、美容師さんとの会話ですごく疲れるのに困るくらいです。「嫌われたらとんでもないことになる」という恐怖のせいで緊張してしまいます。手数料が困るかもしれないので必ず現金支払にしたり、毎回必ず指名してお願いしたり(詳しくないですが、指名すると何かしらお金が入るだろうと思っています)とかも、やや病的かもしれないなと気にはなるのですが、やっぱり一番不安になるのは会話です・・・ 嫌な思いをさせないかが怖いです。

おわりに

学校の全校集会の最中に「やろうと思えば壇上に言って校長と握手できるんだよなあ」とか考えてしまうタイプの人間だったので、おそらくそういう考えが巡りめぐってこういうところに繋がってるんだろうなと思います。

似たような考えの人ってたくさんいると思うんですけど、職場とかではちょっと話せないタイプの話題ですね。自分自身の思考の癖を把握するのは大切なことだと思っているので、また何か思いついたらブログに書きます。